夏休みに読みたいおすすめの本
猛暑が続き、夏らしい夏が来た。
俺が夏になると必ず読む本を紹介しよう。
テーマとしては「青春」である。
8月のお盆、手が空いてしまった人は是非読んでみてほしい。…まず休めるかどうかが問題になるが。ちなみに俺は休めない。
(1)プールの底に眠る(https://a.r10.to/hvi4aa)
まず真っ先にオススメしたい一冊。
夏休みに学校のプールの角で体育座りをしながら、塩素と汗の匂いを嗅いでいたあの時代を思い出す。プールからギラギラとした光が照り返され、夏の暑さは一層増す。そんな、子どもの頃の夏休みを思い出させる、青春モノとはまた違う気持ちになれる作品。麦茶の入ったコップからカラン…という音が聴こえてきそうになる。
(2)ライ麦畑でつかまえて(https://a.r10.to/hr1TIT)
2つ目は「ライ麦畑でつかまえて」である。本当は原文と比較しながらでも良いから読んでもらいたいが、村上春樹さんと野崎孝さん、どちらの翻訳が好きかと問われれば私は野崎孝さんの方が好きであるため、読むならばこちらをオススメしたい。言わずと知れた不朽の名作。青春真っ盛りな高校生に読んでもらうと共感できることが多いだろうが、俺ら大人でも楽しむことは出来る。
(3)禁じられた遊び(https://a.r10.to/hrimvY)
こちらは青春…といえるのか分からないが、夏のこの時期から読みたくなる作品。曲か映画のどちらかだけでも知っている人はいるかもしれない。禁じられた遊びというと、もう汚れてしまった私は少しエッチな内容を想像してしまうが、主人公が惚れた女の子に対して神を冒涜する行為を続けてしまう。罪の意識もなく、ただ彼女が喜ぶからと…。映画を見た人は本を、本を読み終えた人は映画をぜひとも見てほしい。
(4)バケモノの子(https://a.r10.to/hrmQn9)
最後は夏といえば…という雰囲気で扱われる細田守監督の作品「バケモノの子」…。
ラブストーリーという訳では無いが、例えるなら夏の炎天下の中、高校野球を見に行く感覚なのだろうか…じわりじわりと感じる暑さに、青春を感じてしまうようなものである。
以上が夏のおすすめ作品だ。
ブラック企業疲れで心がしんどい時に読むと、心が熱くなり、明日も少し頑張ってみるかと思えてくるのが読書の良いところだ。
睡眠時間をけずってでも、読みたいと思うが、今はこれ以上削れないため、電車に揉まれながら頑張って読んでいる。
読者諸君のオススメはあるだろうか。
夏の暑さを違った視点から楽しんでいこう。