自分に足りないもの

自分には色々足りないものがある

自分が劣っていることを自覚してから

ある程度は抵抗なく受け入れられるが

それでも劣っている自分を許せず

毎日ストレスに晒されている

他者から与えられるストレスの他に

自分自身でストレスを課してしまう

自分を責めることで劣っていることに対して

罰を与えている

俺の場合、知識と経験

2つの面で足りないことがある

別に物覚えが悪いとか

頑張っていないという訳では無い

しかし、皆が求めているものが

階段を飛ばした先にある

初心者→見習い→1人前→中堅者→熟達者

という五段階でみるとするなら

私は今、初心者に位置するにもかかわらず

1年待たずに1人前になるよう指導を受ける

叱責も仕事内容も…

今まで培ってきた能力は加味されない

今の職場には必要ないことらしい

この半年、認められたことは無い

一度も認められたことなどはない

むしろ何も知らないと罵られることが多い

見た目や話し方や立ち振る舞いから

すごく良くできる人と思われて

過大に評価して、それに応えようとした結果

つぶれてしまい

動けなくなり

怠けてるとみなされ

さらに潰しにかかってくる

経験と知識

セットで使われやすい言葉だが

決して対になる言葉ではなく

経験が知識となり、知識が経験ともなる

一朝一夕で培われるものではなく

自己研鑽で養われるものでもない

落ち着いて教えていれば

今頃はものに出来ていたものでも

筋道を立てずに乱雑にするから

全てが曖昧なままで終わっていく

何が足りず

何を基礎にし

何を持っているか

見極めるのは大変でも

育てる上では重要なことである

誰もそれが出来ないならと

俺は自分で育てることにした

自己研鑽では養えないものをまずは捨て

経験と知識の重なり合う点は捨てて

知識と経験、別々で会得することにした

助けはない

仲間もいない

一人で進む力が必要だ

読者諸君に助けの手は伸びているのだろうか

読者諸君は仲間がいるのだろうか

一人で進む力をつけようと決める前に

周りを見渡した方が良いかもしれない

俺はこうせざる得ない現状に

絶望している