頼って良いのか悩む時

途中で逃げ出したくなることはよくある。

私が今いる部署、環境的に逃げ出すことはおそらく可能である。そういう生き方というか、繋がりを持ち続けたから。しかし、それ故に甘えが出ているのではないかと最近は思う。年上の人に聞くと今が頑張りどき、その壁を乗り越えろ、少し揉まれてみろ…と激励される。同期やカウンセラーに聞くと、もう充分頑張った、相談してみるしかない、これ以上は体が心配…など慰安の言葉を投げかけてもらえる。

自分はどこまで頑張れているのか、まだ頑張れると思ううちは本当に頑張れるのか、そもそも今本当に頑張っているのか、自分の中の哲学が揺らぎ始める。確たるものを心の刃として秘めて、いつかその研ぎ澄まされた美しさに魅了される人が現れるだろう、評価されるだろうと思いながら生きていたが、それも本当に正しいのか。

俺は何者になりたいのか、どこを目指しているのか、何を求めているのか、1度整理する必要がある。

路頭に迷った俺は、目的地も定めず都会を歩き、ただ疲れていくだけになっている。

先を見据えなければならない。

読者諸君はどうだろうか。

なにか目的や目標、求めることは定まっているのだろうか。